サラーサライラ・ワ・ライラ

千夜一夜物語復刻ライト版

日記:葬儀をするに良い日和です

今日の調子:良
まあまあ。

起床富士山月見草エスタロンモカ
今日は早起き(一般)です。なぜなら葬儀があるから……

このための礼服購入労があったわけですね。
そういうわけで一家揃って会場へ。

叔母一家は先に来ており、ひとまず線香をあげたのち所在なさげにする。
後、式が始まりお経が読まれる。

お経ですが、南無阿弥陀仏となんまんだぶが混在しており南無阿弥陀仏カウントを高速に稼ぐという思想ではないことがわかります。
わかりますが、ではなんまんだぶは何のために組み込まれているのでしょうか……?
その後、聞き取れないお経が続いていった後「親族焼香」と言われたので「日本語だな」と思いました。
焼香の際に額に押し戴くの、香りを嗅ぐものなのかなと思っていたのですが、考えてみたら焼かないと香りは出ないのでそういう意図のやつではないという理解をしました。

またお経の話に戻りますが、鐘をかなりリズミカルに叩いたり(和太鼓的に速度がだんだん早くなりその後だんだん遅くする)、南無阿弥陀仏の「な」や「み」を長くリズミカルに言ったり(「あーあーあっあーあ」みたいな)というのがあり、ライブ感がありました。

そんなわけでお経は終わり、棺の場所を変え、花や一緒に焼きたいものを備えるというのをやり、火葬場へ。
火葬場でも焼香をやるんですね。

火葬炉が6連になっており番号も振られているのですが、4番でした。
え、4番あるの、と思いましたが、もはやここで縁起をかついでも仕方ないなそういえば、という理解が得られました。

焼いている間に一同で食事(これは会の流れとしては変則的らしい)。
叔母がイカを食べないというのでイカの天ぷらをもらったり母が食べ切れんというので少しもらったり従姉妹が焼き魚いらないというのでもらったりでたくさん食べることになってしまった。

その後箸渡し。
「熱くなっていますのでお気をつけください」とか部位の説明とかが入り、色々思いました。

葬儀は終わり、帰宅。
家族でブランデーケーキを食べる。
これはたいへん美味い金沢のブランデーケーキふるさと納税で入手したものです。

完全に疲労困憊したので横。

起きて、夕飯。
夕飯は牛丼の具の残り、鮭と梅干しと昆布を和えたもの、ロールキャベツ。
たいへん美味い。

その後、交互浴。

その後、母にも振る舞いつつウィをやる。
喪主の妹ということでたいへんだったろうというのをねぎらっている気持ちもある。
それはそれとしてやはりアードベッグは美味い。

日頃「おわりだ……」とか言ってるような身ですがあるていど身近な人が死ぬとまた見方が変わってくるなという気持ちもありつつやはり言うでしょう。
式は全体的に滞りなく進んだのは良かったと思います。

ともあれ、人類は滅ぶべきである(カルタゴ構文)。